デフレの思惑 2010 4 4

 デフレ時代の現代においても、相変わらず、
インフレの恐ろしさを説く人は多くても、
デフレの恐ろしさを説く人は少ないのです。
 その理由は、なぜか。
それは、現金(預金)の豊富な人や高給取りの人にとって、
むしろ、デフレは有利だからです。
 デフレ経済において、
現金は王様となり、借金は負担となります。
要するに、借金がなくて、現金が豊富な人は、デフレに強いのです。
だから、デフレ問題については黙っているのです。
 もちろん、経済学を知らなくても、
薄々、自分が有利なことは感じていると思います。
 デフレで最も被害を受けるのは、庶民と中小企業です。
借金が豊富にあるからです。
 そういうわけで、インフレは、全員の問題ですが、
デフレは、全員の問題ではないのです。













































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